運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

床フックって便利ですよ

こんにちは

運び屋本舗でございます。

前回は取引先を増やしたことをお伝えしました。

取引先が1社のみだと、そこの仕事が暇になるとどうしようもなくなるからです。

なので、取引先を2社にしました。

これなら、どちらかが暇でもどちらかの仕事がある可能性がある。

リスクをヘッジした訳ですね。

両方とも暇というケースも無くは無いと思いますけどね。

新しい取引先の要望により

今回、私の軽貨物車に「床フック」を付けました。

これは新しい取引先の要望によるものですが、結構あると便利だなと思いました。

私の車は荷室に角材とベニヤを使って「床のフラット化」をしております。

その床面に床フックを取り付けました。

ああ、それとラッシングベルトが無いと床フックは便利でも何でもありませんのであしからず。

こんな感じで付けました

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床はこんな感じでフラット化済みです

これを自作したときは採寸が面倒だったので、床面を3分割にしております。前・中・後ろという具合に分割してあります。

これで箱ものみたいな荷物は、きれいに段差無く並べることが可能です。

木材で作ってあるので、車内の消臭効果もあるような気がします。

動物なども運びますが、全然臭くならない。

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前右側

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中ほど右側

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中ほど左側

このほかに前側の左側にも床フックを付けてあります。

なぜ、4か所のねじ穴のうち3か所しか留まってないのかといいますと、板の下に角材で枠を作ってあるのですが、角材の枠にねじが噛まないので、あえてねじ込んでいません。

意味が無いので。

床フックがあるとなぜ便利なのか

最初にも書きましたが、ベルトによる床固定が出来るようになるからです。

一般貨物の経験者ならわかると思います。

いわゆる「固縛」が出来るようになるのです。

これは、便利ですよ。

車が軽貨物なので、大して重いものは積みませんが床に固定できるのは、安心感が違います。

右左折とかで荷物が寄ることもないし、ブレーキングとかでも荷物が前に来たり後ろに行ったりすることはありません。

試しに積んでみた

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あえて台車をこんな感じで積んでみた

向こう側の床フックと手前の床フックにラッシングベルトで台車を固定してみました。これで、テスト走行をしたところ全く動く気配がない。

台車自体は軽いですので、当然ですよね。

では、これならどうか。

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今日お預かりしたお客様のお荷物です。床フックとラッシングベルトの威力を実感出来ましたね。

これでも動く事はありませんでした。

これは結構重いですよ。

これは「ハンドフォーク」とか「パレットトラック」と言われるものです。

車輪がついていますので、固定しないと荷室の中で動く事になります。

ガラスに当たればガラスが割れるかもしれません。

しかし」床フックとラッシングベルトがあると、がっちり固定できるので安心感が違います。

何より安全です。

荷物に傷が付くこともありません。

NV100には床に汎用のボルトが無い

NV100には(エブリィもそうだが)床面に汎用のボルトが無いので、床に穴をあけない限り車に直接床フックを取り付けることは不可能です。

メーカーはなぜ床に汎用のボルトを埋め込まないのか不思議だ。

あると超便利なのに。

ではまた。