運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

断捨離します

こんにちは

運び屋本舗でございます。

最近は新しい委託先からの仕事もいただけたことで、仕事の幅が広がるといいなあと思っております。

 

私は個人事業主として、開業8か月が経ちました。

最初はネットスーパーの仕事をやっていましたが、あまり意味がないのではないか?と思いました。

 

なぜか?

それは、経営側にとって(この場合はネットスーパー側)非常に都合のいい構図になっているからです。

確かに月の収入は安定します。

決まった収入が貰えますので。

しかし

  • 毎日決まった時間に拠点に行き
  • 毎日決まった時間まで仕事をする。
  • 週2日くらいの休みが貰える。

これを繰り返すのですが、これでは会社員となんら変わらないです。

それなら会社員のほうが、絶対良いに決まっています。

 

残業は付くし、有給休暇の制度もあるし、ボーナスも出るし退職金制度もある。

会社によっては組合があり、従業員の立場を守ってくれる。

休んでも「最低賃金を保証してくれる」のですよ。

これなら、安心して働けます。

 

なんの保証もないのに会社員と同じようなローテーションを、個人事業主になってまでやる事に意味ががあるのか?という事です。

この場合ネットスーパー側は、ドライバーの生活の保障をする義務はありません。

従業員として使うのではなく、委託として仕事をして貰うからです。

 

そもそも、私は会社員が嫌になったから個人事業主になったので、そのスタイルには違和感しかありませんでした。

月の収入が定額で支払われるという事は、

収入が安定する半面、それ以上は稼ぐことが難しいという事です。

なので現在は、成果報酬型のスポット専業で稼働させていただいている訳ですね。

 

閑話休題

 

ここから本題

はい。乗用車を売ります。

私は4年目のV37スカイライン(ターボ車)を所有しています。

乗っていますではなく、所有しています。

この仕事を始めてからは乗らなくなりましたね~。

だって軽貨物車のほうが、断然便利だから。

荷物は積めるし燃費は良いし。

軽貨物のスポットとして稼働していると「休み」の概念がありません。

いつ仕事の依頼が来るかわからないので、「明日はお休みとさせてください」と委託先に言わない限り、稼働していると思われます。

大体、しょっちゅう休みにしていたら、いい仕事が来た時に対応できません。

「機会損失」という事です。

 

投資と支出は違います。

軽貨物車は仕事で使うので「投資」です。

乗用車は明らかに「支出」の部分です。

乗っているならまだしも、乗る機会も無いし、日ごろ車で仕事をしていると乗る気にもならない。

運賃が発生しないのに、車を運転することに意味はないと思うようになってしまいました。

 友達とかと出かけるのなら別ですけどね。

自分の楽しみとして運転する気にならないという事です。

おいらもつまらない人間になったもんだ。

 

これが1000万円クラス以上の車なら、所有することにも意味があると思います。

 ポルシェとかなら、たまには乗りたくもなるでしょう。

以前の上司に言わせると「売るのはもったいない」と言うとおもいますが、

私に言わせれば「乗らない車を持ち続ける方がもったいない」

 

お金を残すためには「いかに無駄な支出を減らすか」です。

まあ、稼ぐのも大事ですけどそれに伴って支出が増えたら意味がありません。

 

乗用車の売却の準備

私の知り合いの「元カーディーラーのセールスマンで現在ブローカー」が

V37を欲しがっている人を探してくれました。

話は進み、売却することが決定しました。

という事で、売却するための準備をしなければなりません。

私の車には社外のアルミホイールを履かせています。

知り合い曰く

「純正のホイールをお持ちなら、それを履かせた方が印象も良いですよ」

という事なので、純正のホイールに履かせなおしましょう。

 

ジャッキアップし、ホイールを外す

駐車場にて、V37をジャッキアップしホイールナットを外してホイールを外す。

電動のインパクトレンチを持っていますので、ここまでは楽勝です。

一輪ずつ作業をしていきましょう。

ここで問題発生。

ハブカラーが外れない。

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紫色の部品が「ハブカラー」

ハブカラーとは何か?

これを装着することで、ホイールのセンターを出して走行中のブレを無くす。

というのがハブカラーの役目です。

しかし、V37の純正ホイールはこれが付いていると装着できません。

なので、ハブカラーを外す必要があるのですが、これが外れない。

「ハブカラーを嵌める前に、グリスを塗っとけばよかった」と思うも後の祭り。

何とか外さなければならない。

ハブカラー自体はアルミですが、ハブ側の錆で固着しておりビクともしない。

 

先生、出番です

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20%増量中のCRC先生

ここで古から伝わっている「CRC556」に願いを託すことに。

まず、ハブカラー周辺に行き渡るように「CRC先生」を吹き付けます。

ディスク部分にはCRC先生が付かないように注意しましょう。

滑りが良くなるので。

もし、ディスクにCRC先生が付いた場合は、作業後にパーツクリーナーで洗いましょう。

 

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ハブカラーの外周を、マイナスドライバーを差し込んでハンマーで叩く

4~5分も置けば大丈夫でしょう。

マイナスドライバーで隙間を作り、そこから外周をなぞるようにマイナスドライバーを突っ込んでハンマーで叩きます。

もう要らなくなる部品なので容赦なく叩きます。

 

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先生さすがです!

さすが、CRC師匠。

外れましたよ。

これで無事に純正ホイールに交換することが出来ました。

ちなみに固着していたのは4輪全部です。

皆さんも、グリスを塗布しておきましょう。

外すときに困ります。

今回は私の凡ミスについて書いてみました。

ではまた。