運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

ハンガーの達人になる

こんにちは。

題名に「ハンガーの達人になる」と書きましたが、ハンガーの使い手のことではありません。

探偵物語」の武田鉄矢になりたいわけではありません。

 

先日、ハンガー掛けの洋服を運ぶ仕事をしました。

2着程度の配送なので、特に苦痛は感じません。

むしろ楽ちんです。

重くないし。

 

ある日、足立の配車センターから「○○さんの車はハンガー掛けの洋服って20着くらい運べますか?」ときました。

私は、「余裕です。」

と答えました。

 

とうとう来ましたね。

ハンガー掛けの仕事を独占できるかもしれないというチャンスが。

考えすぎかもしれませんが。

 

私はイレクターパイプで車の天井付近に収納スペースを作ってあります。

 

荷室の天井付近のサイドにバーをボルトで固定し、そこから横に3本のバーを渡してあります。

その横方向のバーにハンガーを掛けようというわけです。

そのお客さんはクリーニングの会社(店ではない)でした。

その日は28着の洋服やらスカートやらを積んで、足立区から渋谷までの配送でした。

積んでみたら、まだ余裕がありますね。

 

わざと3本のバーに分散させて積んだのもありますが。

この分なら、70着くらいは行けそうです。

ということは、もう一本バーを設置すれば100着は行けそうですね。

 

材料も余っているし、これはやるしかないでしょう。

ハンガー掛けのお仕事を独占するために。

憶測ですけど、洋服が50着前後ある場合は、下手すると2台口の仕事になる可能性があります。20着で「積めますか?」って聞いてくるくらいなので。

少なくとも100着あったら、間違いなく2台口になると思います。

 

100着積めるようにしている人はそんなにいないでしょう。

多分。

まあ、裏付けとしては、今まで2台口の仕事を、何度かさせていただきましたが、その際にハンガーを掛けられるようになっていた車は1台も無かった。

そこまでの加工をしている諸先輩ドライバーはいませんでした。

 

2台口になるのなら、それを一台で運べますよということをアピールすれば、お客さんは1台分の運賃だけで済みます。

 

〇ーパーカーゴの配車センターは、ドライバーを2人捕まえなくてもよくなります。

これは、お互いにとって都合がよい。

まあ、分かりませんけどね。

 

集荷に伺ったときに、そのクリーニング会社の方も「結構積めるんだね~」と感心していましたね。

ということは、その会社では28着の洋服を積ませたことが無いということ。

もしくは、積ませたことがあるけど、その時の車はぎゅうぎゅうだった可能性がある。

これはチャンスです。

 

ではまた。