運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

受けてはいけない仕事

こんにちは。

倹約家の運び屋本舗でございます。

 

まだ倹約家を名乗るには不十分ですが、まだまだ検討の余地ありということで、頑張りたいと思います。

 

今回は仕事上の経費をいかにして削減するかを書いていきたいと思います。

 

個人事業主は経費との闘い

これですよ。

生活をするには、何をするにもお金が掛かります。

その中で、仕事上のお金がかかるものを「経費」と呼びます。

私の場合は「軽貨物事業」なので、主たる経費は燃料代でしょうね。

 

車が走るのに必要なのは燃料なので。

 

まだ、開業してから約10か月なので、はっきり言ってしまえば請負先からの信用が足りていないと思われます。

 

なので、日々の依頼をこなすことでまずは信用を付けたいところ。

 

それはさておき、出来ることから手を付けていきましょう。

 

燃料代をいかにして抑えるか

以前の記事で「仕事の受け方を考える」という記事があります。

これは、少しでも採算を取るために仕事を選ぶことにする。という内容の記事です。

以前の第一請負先(今の第二請負先)の仕事は、よく内容を聞かないと実車より空車の方が長いという事態に見舞われます。

 

集荷するのに40km走って、荷物を積んで走るのはたった20km。

帰るのに再び40km走るというような事態ですね。

 

実車距離 < 空車距離

ということですね。

 

これは避けなければならない。

 

請負先の運賃体系を考えなければならない

なぜ、実車距離20kmではだめなのか。

そこの請負先では、実車で25km以上走らないと4000円以上は貰えません。

 

いわゆる保証というやつです。

逆に言うと、実車距離10kmでも4000円貰えることになります。

しかし4000円の為に30kmも40kmも走って、集荷に向かうというのは効率が悪すぎる。

 

なので、こういう仕事を断るためにも、自分の中での距離感は必要です。

 

ただ、実車距離 < 空車距離 という仕事も全くやらないわけにも行きませんので、取捨選択が必要になります。

実車距離は20kmとします。

事例① 配達先が集荷先よりも、自宅から遠くなる場合

集荷するのに40km走って配達で20km走る。

配達を終えて帰宅するのに50km走る。

 

そうなると目も当てられない。

 

この仕事のモデルは

  1. 足立区から横浜市まで集荷に行く
  2. 横浜から藤沢市に配達
  3. 藤沢から足立区へ帰宅

というような流れとしましょう。

 

20km配送するのに、空車で90km走るんです。

 合計で110kmの走行。

 

燃費が13km/ℓの車でも、約9リットル使います。

現在のガソリン価格は149円前後なので、1341円掛かります。

4000円の運賃に対して経費が1341円掛かる。

いくら残りますか?

 

そうです、2659円の利益です。

金額的にみると、「手元に残るからいいじゃん」と思われる方もいるかも知れません。

 

しかし、この仕事に5時間掛かったとすると、時給換算で約532円です。

「疲れたから帰りは首都高だ」

とか言って首都高を使おうものなら事態は深刻です。

 

例えば横浜~足立区の距離が大体40km前後なので、首都高速代は1080円(だったかな?)

 

そうすると掛かる時間はトータル4時間くらいになるでしょう。

燃費が一緒だったと仮定すると、

さっきの2659円の利益から、首都高代1080円が引かれます。

 

そうすると、1579円の利益です。

掛かった時間は4時間に縮まりました。

 

しかし、時給換算は約395円

ワンコインでおつりが来ます。

時間は短縮したけど、利益は減っていますね。

 

そんな仕事に3~4時間も掛けるなら、コンビニでバイトでもした方がよっぽど良い。

 

 

事例② 配送先が集荷先よりも、自宅に近くなる場合

こういう条件だと多少はマシになるような気がしますね。

何しろ帰り道が近くなるのですから、事例①よりも条件は良くなるはずです。

 

事例①では帰り道が50kmでしたが、同じような仕事でも帰り道が20kmで済む場合を考えます。

 

この仕事でのトータル空車距離は60kmです。

空車距離が30km減りました。

この仕事のモデルは

  1. 足立区から横浜市まで集荷に行く
  2. 横浜から品川に配達
  3. 品川から足立区へ帰宅

というような流れ。

貰える運賃は4000円です。

燃費は13km/ℓで、ガソリン価格は149円前後。

そうすると、実車距離が20km、空車距離は60kmなので、約6リットルのガソリンを使います。

 

ガソリン代は894円です。

利益は3106円になります。

帰り道が短くなるので、この仕事なら4時間くらいで終わるとします。

時給換算で約777円です。

 

品川からなら、首都高も使わなくても十分早く帰ることが出来ますね。

少しはマシになるけど、割には合わない仕事です。

 

 

事例③ この日は暇で午後に当日配達依頼が来た場合

これはやるべきではないですね。

 

その日の午後まで仕事が無かったわけですから、少しでもお金になればと思ってやる人もいるでしょうけどね。

 

事例①に当てはまれば、その日の売り上げは4000円ですが、経費を引くと2659円です。帰りが夜になって首都高に乗ったなら、手取りは1579円です。

 

うっかり受けると危険な仕事と言える。

 

まとめ

これが事例①にしろ、②にしろ午前に依頼が来たなら、午後に期待も出来るけどね。

午後に仕事がくればいいけど、単発で終了になる場合もある。

 

なので、この手の仕事はもう一つの仕事とセットで受けないと、危険です。

受けたら最後、やらなければいけませんので。

セットで受けられれば、空車距離も減らせるかも知れない。

 

そんな変な依頼あるの?

と思われる方もいるかも知れません。

 

あるんです。それも結構な数が。

 

俺をつぶす気か?

 

空車で走る距離というのは馬鹿に出来ません。

こんな仕事でその日が終わるなんて、浮かばれません。

 

では、また。