こんにちは。
運び屋本舗でございます。
最近、都内の配達が多く、最新のビルなんかにも配達に行く機会が増えました。
ビルによって、そこでのルールが決められており、初見でお伺いすると大体、時間が掛かってしまします。
大手運送会社では、諸先輩方からの話も聞けるから、それほど苦労はしないでも配達は出来ると思います。
しかし、私のようなスポット軽貨物は、前情報が全くない状態で行くので、出たとこ勝負な配達になります。
今日は、そんなありがちな最新ビル事情を書いていきたいと思います。
お客様用と物流用の駐車場が別
まあ、これは大型商業施設なんかでもそうですが、大体お客様用と物流用の駐車場は別です。
路駐する必要が無いだけまだ、親切ですね。
駐禁の心配は無いので。
そういうところは、大体荷捌き場は地下にあります。
地下に潜っていくと、荷捌きスペースがあるので、そこから荷物を降ろして配達することになります。
最近は、その荷捌きスペースの区画まで指定されることが多く、変なところに止めると怒られますので注意が必要です。
それと、物流の業者からも駐車場代を取るの、止めてくれないかな~。
お客様用と物流用のエレベーターも別
駐車場が別々になっているところは、エレベーターも別々です。
大体、そういうビルは台車を使っての配達になるので、傷つけられてもいいようにエレベーターには養生がされています。
もしくは、傷つけられても良いような、小汚いエレベーターだったりします。
まあ、エレベーターに罪は無いので、ありがたく使わせてもらいます。
エレベーターの台数は多くても2~3機。
少ないところでは1機しかないところもあります。
1機しかないところでは、午前中なんかは配達業者も多く、結構エレベーターを待つことになりますね。
大型商業施設では、搬入の業者は決まっていますので、たかが知れています。
しかし、ビルになると郵便屋さんもいたり、オフィスのPCのメンテナンス屋さんもいたり、お弁当屋さんもいたりしますので、結構混んでいることもあります。
そんな感じでエレベーターが1機しかないと、なかなか降りてこなかったり、なかなか下に降りられなかったりすることもあります。
迷う
「それはお前だけだろ」と思われるかもしれません。
これは先日、虎ノ門ヒルズに配達に行った時のことですが、自分が来た道が分からなくなりました。
先ほど書いたように、お客様用と物流用ではいろいろ別々にされていることが多いです。
と言う事は、そのビル内で働いている方は、物流用のエレベーターは使うことはありません。
つまり聞いても知らないことが殆どです。
しかも、物流用のエレベーターにたどり着くための、目印が殆どありません。
入って来たドアにも何も書いていないことが多く、しかも色も壁と同じようにしてあるため、まあ目立たない。
自分でどこから入って来たのかを、覚えておく必要があります。
しかもエレベーターから結構な距離を歩くんですよね。
虎ノ門ヒルズでは、受付でカードキーを持たされるので、手で押しただけではドアは開きません。
虎ノ門ヒルズに限ったことではないでしょうけどね。
さすがにやたらとカードキーをかざすわけにも行かず、右往左往しながら15分くらい考えましたけど、どうしても思い出せません。
強行策に出る勇気も必要
しょうがないので、会社ではないドアというドアにアタックして見ることにしました。
4つくらいしかないので、その方が早いです。
が、どのドアもカードキーをかざしても開きませんでした。
完全に怪しいですね。
ログを取られていたら、「不正に侵入をしようとしている者」にしか見えないことでしょう。
参りましたね。
さらによく見ると「非常口兼車いす用」と書かれた扉があることに気づきました。
しかも、車いすの方でもカードキーがかざせるように、少し低いところにだけカードリーダーがあります。
分かりずらい・・・。
これか?と思ってカードキーをかざしてみると、「ピッ」と音がして緑のインジケーターが点灯。
「ここか!」と思って入っていったら、ありましたよ。
物流用のエレベーターが。
無事に虎ノ門ヒルズから生還を果たしたのでありました。
分かりずらいというか、そういうときって焦りもあるので、他が見えなくなるんですよね。
しかも、早く配達を終わらせたいので、入ってくるときに後ろは見ない。
入って来たところを確認しませんので、迷子になるのでしょう。
次回からは、ポップコーンでも置きながら配達することにします。
ではまた。