運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

ぶっ刺さっていました

こんにちは。

運び屋本舗でございます。

 

先日、近所の配管設備会社を営んでおられる「S社長」の仕事に、駆り出されました。

要は作業要員の一人です。

 

作業の内容は「ろ過タンクの内部コーティング」のお手伝い。

 

2日間で、25000円を頂けることになり、非常に助かっています。

ありがとうございます。

 

見たくない光景を見てしまった

ここからは軽貨物の話です。

先日タイヤローテーションを無事に終えて、タイヤ廻りを見ていたら右前輪に何か刺さっているのが見えました。

 

近くで見てみると、木ねじが刺さっているではありませんか。

私は悩みました。

 

抜くかそのままにしておくか。

 

抜くとエアーが漏れてきた場合、修理が必要になる。

かといって、そのままにしておいた場合は、いつどこでエアーが漏ってくるか分からない。

 

なので、その場で木ねじを抜くことにしました。

 

刺さっていた木ねじは、長さ5センチはあろうかという物。

当然、エアーが漏ってきました。

 

さあ、どうする?

 

そこで思い出しました

そういえば家に「補修はHolts」で有名なホルツのパンク修理剤があったなぁ。

イギリスの国旗が書かれているあの「ホルツ」です。

 

以前、所有していたV37スカイラインには、スペアタイヤが載っていないので、万が一の時の為に買っておいたのでした。

 

f:id:waran_ya:20211015132017j:plain

ホルツのパンク修理剤。これは手持ちのを使ってしまったので、次回の為に買ったものです。

V37用に持っていたものは、使ってしまったので、軽自動車用を買いました。

 

これがすごいのです。

使い方も非常に簡単。

 

まずはタイヤの空気を抜いてしまいましょう

それでは、パンクが確定したタイヤの空気を抜いてしまいましょう。

 

抜くのは簡単です。

 

刺さっている異物を取り除きましょう。

遠慮はいりません。

今回は、木ねじを抜いたら結構な勢いで、エアーが抜けていきましたね。

 

大体10分も待てば、かなりの量のエアーが抜けるはず。

 

パンクしたタイヤの向きを調節しましょう

パンクの穴の部分を斜め下に来るように、タイヤの向きを(というか角度)を調節しましょう。

 

車を少し移動させて、うまく斜め下45度くらいに穴が来るように調節してください。

 

説明によると、真下はダメみたいなので注意しましょう。

 

パンク修理剤をタイヤのバルブに取り付けましょう

うまく穴の位置が調節出来たら、パンク修理剤のノズルをタイヤのエアーバルブに取り付けましょう。

f:id:waran_ya:20211015133209j:plain

ノズルの先端がエアーバルブに付くように、ねじ式になっています。

写真が少しボケています。

 

ノズルの先端が、そのままねじ込めばエアーバルブに付くようになっているので、力は全く要りません。

 

これをバルブのキャップを外してねじ込みましょう。

 

パンク修理剤の頭のバルブを開けましょう

このパンク修理剤は、缶の頭にバルブが付いています。

これをひねると、中の薬剤が出てきます。

f:id:waran_ya:20211015134141j:plain

赤い部分がバルブです。これをひねると開と閉を切り替えることが出来ます。

間違っても、ノズルをエアーバルブに装着しないでバルブを開けないでください。

 

中の薬剤が勢いよくぶち巻かれます。

 

ノズル自体が透明なので、薬剤が入っていくのが見えます。

 

薬剤の動きが止まるか、中身が無くなるまで入れましょう。

 

その時に缶を逆さにすると、入りが良いようです。

 

車を前後に動かしましょう

薬剤の注入が終わったらバルブをひねって薬剤を止めて、エアーバルブからノズルを外しましょう。

 

それで、タイヤの中に入った薬剤をタイヤの裏側に付けるために、車を動かします。

 

車を前に5メートル位移動させては戻る、という動作を何回か繰り返します。

 

そうするとタイヤの中の気圧が上がり、タイヤが少し膨らんできます。

少し車を走らせます

さて、タイヤが膨らんできたら、3kmくらい車を走らせましょう。

スピードは出す必要はありません。

というか、出さないでください。

今の段階ではエアーの量が足りていませんので。

 

時速30km/hも出てれば大丈夫です。

 

幹線道路よりは、裏路地みたいな道でやるのが良いでしょう。

 

空気圧をチェックする

3km位車を走らせたらエアーをチェックして、規定圧に戻しましょう。

そのままスタンドに行って、エアーの補充をしてもらっても良いですし、自分でできる方は車庫に戻ってエアーの補充を必ずしてください。

 

その時にエアーが漏れていなければ修理は完了です。

 

このパンク修理剤の凄いところ

  • 応急処置ではなく、ちゃんとパンク修理ができる
  • ジャッキアップをする必要が無い
  • ホイールを外す必要もない

 

というところ。

スタンドに修理を依頼すると1本1000円位は取られます。

自分で修理できれば、夜中にパンクしても近くにスタンドが無くても大丈夫。

 

私は過去に、スタンドで給油中に店員さんに、「右後輪がパンクしていますね」と指摘され、そのままパンク修理を依頼したところ、「直りませんでした」と信じられない返事が返ってきたことがあります。

 

そういえば修理中に、ゴムの修理キットを指したり抜いたりしていたんだよな~。

 

多分、修理しているうちにパンクの穴が広がり過ぎたんで、直らなかったのだと思う。

 

外科医だったら、患者は死んでるぞ。

 

パンク修理剤を使うときにあると便利

最後に空気圧の調整をしなければならないので、これがあると超便利です。

f:id:waran_ya:20210504083146j:plain

↑これは、シガーライターから電源を取れる「エアーポンプ」です。

 

これは車用として売られている物なので、タイヤにエアーを補充するときは大変便利です。


何しろ疲れないし、音もうるさくない。

静かではないが、うるさくない。

 

空気圧も指定することが出来て、指定空気圧に達すると自動で止まる。

 

これ、ホントに重宝しています。

過去記事はこちら↓

waran-ya.hatenablog.com

 

パンク修理その後

ホルツでパンク修理をしてから、そのまま仕事をしていますが、何も問題はありません。

空気も抜けないし、タイヤに異変はありません。

非常に快適に仕事をさせてもらってます。

 

こんなに手軽にパンク修理ができるなんて素晴らしすぎる。

 

車に一つ持っておくと、いざと言う時重宝しますよ。

 

では、また。