運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

第二請負先を辞めるのを止めました

最近、早朝とか夜中とかにお弁当の配達の仕事とかを、請け負っていたりします。

これが結構楽しくて、病みつきになっております。

 

配送先は、テレビ局とか撮影スタジオとかが殆どです。

 

この間もTBSの砧スタジオへ配達した際に、名札が掛かっている部屋がありました。

 

そこには「西川貴教様」と書いてありました。

 

TMレボリューションの楽屋でした。

 

割とスタジオは中に入れさせてくれるのですが、基本テレビ局本社は中には入れさせてくれません。

 

担当の方が、玄関先まで引き取りに来てくれます。

 

それでも芸能界の空気みたいなものを感じることが出来ます。

 

あとNHKと日テレに行ければ、東京の主要テレビ局はコンプリートとなります。

 

と言う訳で、こんにちは。運び屋本舗でございます。

 

第二請負先を辞めるのを止める

先日、「規約云々というのなら、辞めますよ」と私は第二請負先に言いました。(厳密に言いうと第二請負先の親元)

 

第二請負先と直接の取引先と、私が契約しているのなら、規約云々というのも分かります。

 

が、全く関係のないところの仕事すら、規約を持ち出されるのであれば、めんどくさいので、辞めますと言う事になった訳です。

 

しかし、「それについてはまた電話します」と言ったきり、全く電話が掛かってきません。

 

仕事の依頼は来るので、それは受けていますけどね。

 

という事は、こちらが現在やっていること(他の会社から仕事を受けていること)を黙認しているという事です。

 

あれだけ規約がどーのこーのと言っておきながら、「辞める」の一言でビビりやがって。

 

まあ、この出来事の裏側も見えてきた気がしますね。

 

今は緊急便が不足している

これは、その第二請負先の親元も言っていましたが、「何かの時の駒として置いておきたい」ようなことを言っていました。

 

まあ、緊急便が売りの「スーパーカーゴ」や「赤帽」などもありますが、運賃は安くないです。

 

その「親元」が得意としているのは、宅配やネットスーパーなどの、定期便と言われるものです。

 

「今から○○へ行けますか?」というような仕事を振れる車が圧倒的に少ないのです。

 

ハッキリ言いますが、軽貨物で生き残れるのは「緊急便」です。

 

いわゆるスポット配送です。

 

今は宅配業者があふれている

アマゾンの荷物を扱っている業者が今は多すぎます。

 

デリプロ(デリバリープロバイダ:アマゾンから委託されている配送業社)の数が多すぎるのです。

 

一般的な宅配でも、ヤマトや佐川は自社で配達できています。

 

佐川は軽貨物を今でも使っていますが、それは荷物が多いから。

 

でも、仕事は楽ではありません。

 

ヤマトは「イージークルー」という軽貨物委託をやっていますが、すでに「委託切り」が始まっているとも聞きます。

 

自社の車で配達出来るからです。

 

無駄に経費は掛けられないという、企業の事情もありますね。

 

私の持論ですが、宅配で稼げる時代はもう終わります。

 

コロナの影響が色濃く残っていたころは、宅配やネットスーパーがもてはやされたものですが、緊急事態宣言が解除され、一日の感染者数が今や何十人という数字。

 

そうなってくると、宅配やネットスーパーのありがたみのような物は、薄れてきますね。

 

だって皆さん、基本的には外出して買い物とかしたいんじゃないですか?

 

洋服や食品は、実際にモノを見て買いたいんじゃないでしょうか?

 

私は不精なので買えるものは殆どネットで注文ですけどね。

 

なので現状のまま行きます

私の辞める発言も、聞いていないような感じで仕事を依頼してきますので、それは受けていきます。

 

私からもそれについては、ほじくり返すことはしません。

 

今のままでやって行きます。

 

それほど、手持ちの車が減ることに神経をすり減らしてるのです。

 

辞められては困るのであれば「規約」なんて持ち出さなければいいのに。

 

「規約で決まっているから、他の仕事は受けられない」という事を言えるのは、月に10万でも「保障」を出している会社が言う事。

 

そんな保証もだせないのなら、軽々しく規約がどーのなんて言ってんじゃねーよ。

 

ではまた。