こんにちは。
運び屋本舗でございます。
最近は寿司屋の仕事を土曜日もやることになりました。
なのでここ3週間は、土曜日の午後も寿司屋で稼働させて頂いております。
なので今月の売り上げ見込みは45万円弱位は、行くのではないかと思っております。
2年前の5月とはダンチです。
そこで6月を見てみますと、祝日が無い。
という事は八百屋が22稼働。寿司屋に至っては26稼働の予定です。
死ぬんじゃないかオレ。
そんな八百屋の仕事に、新しい人が今月の半ばくらいに来ました。
今では独り立ちして、自分のコースを午前中の1便だけですが日々こなしています。
年はおいらと同世代くらいかな~?
先日コースの一部変更がありまして、私の回っているお店の一部を、その新しい人にお願いするべく教えていました。
そうしたら、その人曰く「この仕事は全然金にならない。辞めたいんだけど新しい仕事も無い。どうしようかな。」
と、言う訳ですよ。
気持ちは分からんでもない。
午前の1便だけだと、たぶん6000円位でしょう。そのほかに仕事を持っていないなら、月20稼働でも12万円だけの収入と言う事。
それでは、生活できないよね。
私も愛商物流の仕事をしていた時は似たような境遇でしたね。
銀行さんにはお世話になりました。
でも、私の経験則として「辞めたらすべて振り出しに戻る」という事があります。
少しくらい「この仕事は金にならん」と思っても、その仕事は辞めたらダメです。
なぜか?
辞めたら無収入ですよ。
それこそ、そのあとの仕事を選んでいる余裕などないはず。
なので、その仕事を舐めたらだめ。
そんな仕事でも見ている人は必ずいます。
市場の仕事って、いろんなところから人が集まってきます。
人を使って軽貨物をやっている社長も、自らドライバーとして働いていたりします。
その人たちの目を引くためには、とりあえず長く続けること。
長く続けることで、他のドライバーとも仲良くなれますし、話もするようになります。
もし、その仲良くなったドライバーが良い話を持っていたとしても、「この人大丈夫かな?」という疑問が払しょくされない限り、良い話は来ません。
やはり仕事を紹介するには、それなりにやってくれる人でないと、自分が尻拭いをしなければならなくなるかも知れません。
長く続けることで「信用」もついてきます。
そうなるとこちらも発言力を持てるので、言いたいことも言えるようになります。
わがままを言うという事では無いですよ、このコースはこうしたらいいとか、提案を荷主に対して言えるので、自分の負担を減らせるかも知れません。
私の場合も愛商物流で、今もやっている「高級弁当の配達」を約10か月間やっていたことで、今のボスであるKさんに引き抜かれました。
その結果、月収40万円を超えるまでになりました。
Kさんは見ていてくれていた訳です。
こいつ毎日ここにいるなぁ。と。
何しろ、会社員と違うところは「信用が無い」ところからスタートすることです。
会社員なら会社名がネームバリューとなり、「あの会社なら信用できる」ということになる。
大した実績もない新人社員でも、お客さんと話ができる。
ところが個人事業主はネームバリューが無い。
新しい現場では信用できる材料が一つもない。
その人の実績だけが信用です。
代わりのドライバーなんてゴマンといる。
でも半年とか一年とかやっていると、その人の代わりになる人は居ないので、いろんな話が出来るようになる。
その人自体に価値が付いてくる。
私の場合は、八百屋も寿司屋も一年近くたちました。
八百屋では、私と同じボスのドライバーのリーダー的なことを任されたり、寿司屋では「土曜もやってくれ」と言われたり。
結局長くやっていると「この人なら」と思ってもらえるようになるので、結果として状況は良くなります。
いまだに寿司屋は値上げしてくれないけど、でも話は聞いてくれる。
その人に言いたいのは「辛抱しなさい」です。
今、午前中しかないなら他から請負ばいいじゃん。自分で探して。
私はそうした。
ウーバーやってみたり、スーパーカーゴをやってみたり。
一つの仕事だけで生活しようと思うなら、長くやることです。
今のまま、コツコツやっていれば「2便やってくれ」とか「午後便もやってくれ」とか言われるようになる。
そうすれば収入も増えます。
その人曰く「前の現場では、朝から14時くらいまでで、40万貰えた」らしいですが、じゃあなんでこっちに来たのか?
辞めなければ良かったのに。
もしくはクビになったとしたら、その人の働きは大したことないと言う事。
言えることは「前の現場で続けられなくなった」という事です。
だとしたら、今は辛抱することです。
他人の評価は自分の評価よりもかなり辛いという事をお忘れなく。
そうすれば道は開ける。
そこを生き抜いた者だけが良い仕事を手にすることが出来るのです。
厳しい~~!
ではまた。