運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

動脈瘤その②

こんにちは。

運び屋本舗でございます。

 

先だって、うちに父親に動脈瘤が見つかったという記事を書かせていただきました。

 

一つ訂正があります。

 

動脈瘤ではなく、大動脈瘤でした。

 

まあ、似たようなものかもしれませんが、こぶが出来ている場所が大動脈の心臓の真上だそう。

 

紹介された病院に親子で行ってきました。

 

医師曰く、「もしもこぶが破裂すると即死レベルです。」

 

とのこと。

 

そりゃぁそうでしょうよ。

 

こぶが出来ている場所が、心臓のすぐ真上。

 

一等地ですよね。

 

JRの駅まで徒歩5分圏内っていう物件レベル。

 

手術を受けるとした場合に、どんな手術をするのか聞いてみた。

 

私がテレビで見た方法は、こぶの根本をクリップで挟んでこぶにこれ以上血流が流れ込まないようにする方法だと思いました。

 

そんなモノじゃないらしい。

 

何しろ、場所が大動脈なので、人工的に心肺停止状態にして、こぶを除去して人工血管に交換するという方法らしい。

 

結構ぞっとしますね。

 

心臓を止めるんですって。

 

再始動はどうやるんだろう?

 

エンジンみたいに簡単に再始動するのかな?

 

手術にかかる時間は6~7時間。

 

入院期間は早ければ2週間前後、掛かっても1か月くらいの期間だそうです。

 

先生が言うには、「手術を受けるかどうかは本人次第です。もちろん受けないという選択もありです。」とのこと。

 

「もし受けないというのであれば、経過観察で2か月に一回くらい病院に来てもらって、こぶがどのくらい大きくなったのかの観察は必要です。」

 

なるほど。

 

今回は初めての受診なので、こぶの比較対象がない。なので、こぶがどのくらいの期間を経て、今の大きさになったのかが分からないそう。

 

そりゃあそうですね。

 

現在のこぶの大きさは、6センチ位だそうです。

 

先生曰く、

「6センチになるまでに、5年かかったとすればそれほど慌てることも無いけど、2~3か月くらいで今の大きさになったとするなら、緊急手術するレベルですね。今回は比較対象が無いのでそこは分からないです。」

 

とのこと。

 

その場では、さすがに父親も手術を受けるか受けないかを決められないと思ったので、「一度持ち帰って再度来院します。」と先生に伝えて帰宅しました。

 

現在、父親は83歳。来年84歳になります。

 

若ければ迷わず手術するんでしょうけど、年齢を考えると無理に手術することも無いのかな。という気がします。

 

何もなくて、たとえ健康だったとしても、この先20年は生きられないでしょうし、本人的に手術を受けたくないというのなら猶更です。

 

まあ、帰宅してから心なしか、父親の口数が増えました。

 

自分の症状が私にも伝わったことで安心感があるのでしょう。

 

次の受診日は12月28日の水曜日なので、本人と話して決めたいと思います。

 

ではまた。