運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

ウチの親父様の話

こんにちは。

運び屋本舗でございます。

 

今日は午前中だけが休みと言う、半日休みの日でした。

 

ウチの父親の年金が振り込まれる口座があるのですが、管理は私に任されています。

 

何故かというと、親父様は超絶機械音痴なので、ATMが使えません。

 

電車の切符も買えません。

 

最近の85歳ってそういう感じなのでしょうかね?

 

だから、年金は私が引き出して渡しています。

 

そういう関係で親父様の口座もインターネットバンキングに対応させています。

 

約一か月前に銀行のサイトにてログインしようとしましたら、「本人確認のため、登録された電話番号にSMSでパスワードを送るので入力してください」とのこと。

 

登録された番号ってなんだ?と思い番号を確認したところ、もう使っていない固定電話の番号ではないか。

 

「やばいな。このままだと年金が引き出せない。」

 

親父様に「キャッシュカードどこにあるの?」と聞いたら、

 

「無いよ」と驚きの返事が返ってきました。

 

「無いの?」と聞き返したら。

 

「もう何年も前から無い」との事。

 

早く言えよ。

 

今までインターネットバンキングで私の口座に振り込んで、コンビニのATMで引き出して親父様に渡すという流れでしたので、確かにキャッシュカードは使わない。

 

では、番号の変更をお願いしようとすると、インターネットバンキングなら簡単に変更手続きが出来るようなのですが、ログインできないのでそれも出来ない。

 

アナログな方法で出来ないかと調べたら、口座番号と登録してある印鑑を書面にて郵送すると出来ると言う事が分かった。

 

早速用紙をダウンロードして、記入し印鑑を押して発送。

 

2週間後、印影が違いますと書留が届きました。

 

じゃあ、この印鑑かと言う事で再度郵送。

 

2週間後に印影が違いますと送られてきました。

 

どの印鑑だよ一体。

 

自分の口座ではないので、印影まで分からないよ。

 

それで、銀行のキャッシュカード紛失の申請をするために電話をしたのでした。

 

銀行:「電話口の方はご本人様ですか?」

 

私 :「私は息子の○○と申します」

 

銀行:「ご本人確認の為にご本人様から住所などをお聞きしなければなりません。ご本人様はいらっしゃいますか?」

 

私 :「少々お待ちくださいね」

 

と言う事で、親父様に出てもらい、無事に本人確認はクリア。

 

続いて、銀行が必要な書類やらの説明を始めたようなので、電話を変わって貰い私が説明を受けたのでした。

 

写真付きの確認書類がないということで、めっちゃメンドクサイ。

 

説明を受けたおかげで今後どうすれば良いのかが分かりました。

 

でも、銀行も利便性を高めるために、ほとんどの手続きをインターネットで完結できるようにしているのは良いけど、老人が置いてけぼりになってやいませんかね?

 

中にはいるでしょうけど、PCとかスマホでこういう手続きが出来る老人ってどれだけ居るのでしょうかね。

 

仮にですけど、年金暮らしの一人暮らしのご老人がいたとしたら、年金が引き出せなくなるということなので、生活が出来なくなる。

 

お金が引き出せないので。

 

そんなご老人が誰にも聞かずにこんな手続きが出来るのか?

 

これは、社会の問題として由々しき事態と思いますけどね。

 

まあ、キャッシュカードを無くすなって話なんでしょうけどね。

 

親父様はキャッシュカードは無いし、印鑑もどれだか分からない。

 

オレオレ詐欺には絶対に騙されない。

 

最高レベルのセキュリティーだと、変に関心したのでした。

 

便利なのか不便なのか分からん。

 

ではまた。

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