運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

人間、刺激って大事なんですね

こんにちは

運び屋本舗でございます。

 

私はお弁当の配達の現場で、Kさんという方に引き抜かれました。

 

いわゆるヘッドハンティングというやつですね。

 

で、そのKさんから「大田市場の仕事」を仰せつかりました。

 

これは、朝6時から積み込み、午前中に2便、合計30~40件の飲食店に野菜や果物を配達するという定期の仕事です。

 

朝が早いのは気になりません。

 

私の前職はタンクローリーに乗っていたのですが、その時は午前4時出社とか普通でしたので。

 

この仕事は午前中だけで1万1千円。

 

愛商の仕事ではありえない好待遇。

 

その仕事を引き継ぐために、5月一杯はそのコースを受け持っているドライバーさんから教えて頂いている訳ですね。

 

今まで私はスポット専業でした。

 

しかし、それでは生活が出来ない。

 

なぜなら、スポットの仕事はあるものの、長距離の案件が今は殆どありません。

 

そうなると、力のあるドライバーのところにそういう仕事は集中することになり、我々末端のドライバーにはそういう仕事は来ません。

 

そうなると、あるかどうかわからないスポットの仕事で、来たとしても安っい単価でやらされることになるのです。

 

まあ、ここ半年間は月収20万も行かないくらいの収入でした。

 

ふざけんな!!

 

都内在住でこんなんで生活できると思ってんのか?

 

仕事が無いなら無いでしょうがないけど、少しでも単価のいい仕事を振ってみろよ。

 

ハッキリ言って「この人は文句言わないから、この仕事で良い。」みたいな思惑が垣間見える。

 

それが腹立つ。

 

なので、Kさんから「ウチでやらない?」って言われたときは二つ返事で「お願いします」と言いましたよ。ええ。

 

私は簡単に誘拐されるようなタイプなのでしょうね。

 

で、大田市場でのお仕事を頂いて、現在引継ぎ中という運びであります。

 

大田市場での仕事で感じたこと

これは宅配の仕事でも思う事ですが「下ろす順番が決まっているなら、積み方も決まる」という事。

 

これは以前にやっていたネットスーパーの仕事でもそうですが、出来るだけ荷物を動かしたくないのですよ。

 

これが最初は訳も分からず、指示されるように積んでいたのですが、最近はルートも分かり、お店の名前も把握できています。

 

そうなると、今まで教えてもらった「積み方」がいかに理にかなっているのかを痛感することになる。

 

これは、見事と思います。

 

荷物のある場所も把握しやすいので、下ろし忘れも減らすことが出来、且つ効率的に作業できる。

 

最近味わったことのない「目からうろこ」というやつです。

 

スポットを専業でやっていると、すべてが自分にとって都合の良い仕事を選ぶことになる。

 

つまり、やりたくない仕事は断るということですね。

 

積み方も超適当だしね。

 

しかし、定期の仕事はそれなりの拘束時間がありますので、その中でミスの無いように、しかも効率的にこなさないと終わらない。

 

約一年間スポット専業でやってきた私には、十分すぎるほどの刺激が有りました。

 

極端に言えば、「仕事は本来こうあるもの」という事です。

 

高効率を追求した積み方・下ろし方。ルートの設定。

 

何を聞いても「なるほど」と納得のいくものでした。

 

だから、仕事を教えてもらっていても楽しい。

 

毎日煽られながらやってはいますけど、そのペースについていけるようになると「ナチュラルハイ」にも似たような精神状態になる。

 

どんどん配達をこなすのが非常に気持ちいい。

 

この仕事は良いです。

 

楽しい。

 

しかも午前で11000円。

 

良いですね。

 

あとは午後の仕事が決まればいいんですけどね。

 

目指すのは月収45万円。

 

頑張ります。

 

ではまた。