運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

NHKさん、よくぞ作ってくれました

こんにちは

運び屋本舗でございます。

 

最近、ドラマを見ていたりします。

 

NHKで、夜に放送されているのですが、

 

「あなたのブツがここに」というドラマです。

 

これは簡単に言うと、元キャバ嬢のシングルマザーの主人公が、コロナの影響でキャバの仕事が無くなり、軽貨物のドライバーとして宅配の業界で奮闘するという物。

 

これが、私的には結構共感できることが多くて、主人公に感情移入してしまうのですよ。

 

主人公を応援している自分がここにいます。

 

私も宅配の経験はとりあえずあります。

 

がっつりやったわけではありませんが、早々に「俺には向いていない」と思いまして、撤退したのでした。

 

今は、大田市場の八百屋の仕事と、午後はお寿司のデリバリーをやっている訳ですが、業種は違えど共感する部分は多いです。

 

このドラマの主人公と同じような体験は、少なからずしています。

 

例えば、「時間指定をしているのに配達に行ったら遅いと言われた」とか、「指定時間に行ったら不在だった」とか、「仕事を教わる先輩がやたらと不親切」とか。

 

お客に格下に見られて言いがかりをつけられたりだとか。

 

見ていると「そうそう、こういう事あるよね」と主人公をもはや「仲間」として見ている自分がいます。

 

その、やたらと不親切な先輩の文言も「そうなんだよ」と妙に共感してしまうところもあり、実際に軽貨物の仕事をしていないと分からない部分もあります。

 

俺も最初に宅配やった時は配れなかったもんな~。

 

本当に軽貨物の黒ナンバーで仕事をしていると、「明らかに格下に見ているなこいつ」という人間と接触することがあります。

 

私の場合は現在の八百屋の仕事で、朝の伝票の出来上がりを待っているときに、私の癖で「腕組み」をしてしまう癖があります。

 

その八百屋の人間に「腕組みをしているなんて、ずいぶん偉そうだな」と言われたことがあります。

 

腕組みするのが「偉そうなのか?」

 

まあ、仕事を貰っているという意味では、こちらも大人なので、「すいませんでした」とその場は取り繕っておきました。

 

しかし、その軽貨物に頼っているのはあんたたちだろ、と私は思うのです。

 

「仕事を出してやっている」というのであれば、この言動も通るのかなとは思いますが、(十分なパワハラですけどね)「自分らで仕事が回らないから軽貨物を頼んでいるんじゃねーの」と私は思うのです。

 

なぜなら、「企業である以上は無駄な支出は抑えなければならない」訳で、自分らで配達が出来るのであればやればいい。

 

その方が、配達には自社の車と自社の社員さんで配達をするので、余計な運賃は掛からない。

 

けど、わざわざ軽貨物を依頼するということは、運賃を払ってでも配達をする必要があるからだと私は思うのです。

 

良いんですよ、別に。

 

仕事をくれと言っている訳ではないので。

 

ドライバーを募集している案件があるから、私のボス経由で八百屋のシフトに入っている訳ですよ。

 

それを腕組みしているからと言って、「偉そうにしている」というのは、昭和の企業かと思ってしまいます。

 

こちらとしては、お金さえ貰ってしまえばそれでいいので、下手に出ている訳ですけどね。

 

わざわざ喧嘩して、仕事を無くすことも無いと思いますので。

 

まあ、今時こういう会社もあるというお話と、NHKの夜のドラマで面白いドラマがあるよというお話でした。

 

ではまた。