運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

車検前の準備と行こうじゃないか。

こんにちは。

 

運び屋本舗でございます。

 

今回は、ブレーキパッドが減ってきましたので、交換することにしました。

 

私の車は3月に車検を控えております。

 

自分で交換すれば部品代しか掛かりませんが、車検の時に交換されると部品代と作業工賃が掛かってきます。

 

無駄にお金は払いたくないですからね。

 

簡単ではございますが写真にて説明させていただきます。

 

フロントホイールを外しましょう

 

まずはタイヤを外しましょう

今回はフロントのディスクブレーキのパッドを交換しますので、まずはタイヤを外します。

 

ディスクブレーキのキャリパーです

そうするとディスクブレーキが見えますね。

 

ディスク面に接しているのがブレーキパッドです。

 

今回はこれを交換します。

 

パッドの摩擦面がない

ものさしで測ったら、摩擦材の厚さは3mm位でした。

 

まあ、ブレーキを掛けるとキーキー鳴くのでパッドは限界でしょう。

 

では、交換しましょう。

 

ブレーキキャリパーを外しましょう

 

キャリパーのボルトを緩めます

この車の場合、写真の一番下のボルトを緩めます。

 

因みにキャリパーの裏側になります。

 

すでに緩めた後なので、ボルトが浮いています。

 

どのボルトかはお分かりになるかと思います。

 

このボルトを外すと、キャリパーが上のボルトを軸に、上に持ち上がります。

 

間違ってもホースの付け根のボルトは緩めないでくださいね。

 

ブレーキフルードが出てきちゃいますので。

 

こんな風になります

先ほどのボルトを外すと、写真のようにキャリパーは手で持ち上がります。

 

キャリパーの向こう側面にピストンがありますので、反対側のパッドに引っかけておきます。

 

ブレーキパッドにはシムと呼ばれる金属の板がついています。

 

写真でもお分かりになるように、パッドになにやらくっついていますね。

 

金属の板っぽいのが。

 

パッドは板バネで押さえられているだけなので、手でパッドを手前に剝がすような感じで取れます。

 

ブレーキパッドを交換しましょう

パッドです。

写真左側のパッドが今まで付いていたもの。

 

右側が新品です。

 

厚さが全く違いますね。

 

走行距離7万kmも走ればこうなるよね。

 

鳴き止めブレーキグリスです

今回はこれも買ってみました。

 

ブレーキグリスです。

 

鳴き止めに効果があるそうな。

 

これをパッドとシムの間に塗ります。

 

塗ってみました。

ちょっと塗り過ぎか?

 

トーストのバターじゃないんだからもう少し少なくても良いかもね。

 

これにシムを取り付けます。

 

シムもパーツクリーナーで掃除しておきましょう。

こいつがシムですね。

 

一応パーツクリーナーで洗っておきました。

 

簡単ですけどね。

 

これをパッドに戻しましょう。

 

キャリパーに戻します。

パッドにシムを取り付けたらキャリパーに戻します。

 

グリス塗り過ぎだろこれ。

 

で、反対側のパッドを取り外します。

 

裏側のパッドには金属のインジケーター(パッドが摩耗してくると、インジケーターがローターに触るのでブレーキ鳴きが発生する。)の先端が輪っかになっているので、それを手でつまんで外します。

 

輪っかの部分にドライバーを差し込んでも良いですね。

 

そして新しいのと交換します。

 

ピストンを戻しましょう

ピストンが見えますね。

写真中央右寄りの丸いのがピストンです。

 

ピンぼけですね。

 

ブレーキペダルを踏むとこいつが出てきてパッドをローターに押し当てる訳ですね。

 

パッドを新品に交換すると、パッドの厚みがもとに戻るのでこのままではキャリパーは戻せません。

 

ピストンが出てきているので、これをもとの位置まで戻さないと新品のパッドを抱えることが不可能です。

 

なので、ピストンを元の位置まで戻しましょう。

 

ピストン戻しです。

これは「ピストン戻し」もしくは「ピストンリムーバー」とかいう人もいますね。

 

いわゆるSST(SpecialServiceTool)に分類されます。

 

この工具はピストンを戻すことにしか使えません。

 

今回1500円でしたので買いました。

 

これが有るとないとじゃ作業の効率が全然違います。

 

ブレーキのピストンなんて手じゃ戻せませんので。

 

こんな感じで使います。

ピストン戻しのハンドルを回すと、板状の黒い部分の間隔が広がったり狭まったりします。

 

なので、キャリパーとピストンの間にこれを入れて、ハンドルを回してピストンを戻します。

 

これが有ると全然楽チンなんですよね。

 

買って良かった。

 

キャリパーをもとに戻しましょう

ピストンを最大限戻したら、キャリパーを元の位置に戻して、ボルトで固定したら終了です。

 

注意点としては、ピストンを戻すとブレーキフルードがリザーバータンクまで戻されます。

 

ブレーキフルードを足したことが有る方は、リザーバータンクから漏れるおそれがありますので注意が必要です。

 

ブレーキパッド新品時から、フルードを一度も足していない方は、フルードが元の液面まで戻るだけなので大丈夫です。

 

ブレーキパッド選びの注意点

パッドを選ぶときは必ず、純正品以上の物を選びましょう。

 

変にノーブランドの安い奴を選ぶと(これは主観ですが)効きが悪いとか、すぐフェードするとかのトラブルも考えられます。

 

パッド代をケチるのはやめましょう。

 

命が掛かっていますので。

 

今回私は「曙ブレーキ製」のパッドを選びました。

 

曙ブレーキは純正品にも採用されている位なので、まず信用できますね。

 

他には

 

  • 中山ライニング工業㈱
  • エンドレス

 

この辺はまず信用できますね。

 

スポーツブレーキパッドを出しているメーカか、純正品を出しているところなら大丈夫です。

 

私は絶対ノーブランドは選びません。

 

安いのには訳があるのです。

 

因みにブレーキパッドの交換は自己責任でお願いいたします。

 

この手順で交換されて何かトラブルがありましても、いかなる責任は負いかねます。

 

ではまた。

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