こんにちは。
運び屋本舗でございます。
市場で一緒に仕事をしている仲間のN田さんのお母様が、昨日遺体で発見されたという事を聞かされました。
N田さんは昨日の夕方からお母様が住んでいる、富山県に昨日の最終の新幹線で行かれております。
なので、今日は普段N田さんが廻っているコースをしばらくの間私がまわることになりました。
もうすぐ市場から撤退するとはいえ、大事な仲間の不幸ですので、当然一肌脱がせていただきますよ。
他にこのコースを廻れる人もいませんので。
このN田さんが廻っているコースは、1年ちょっと前に私が追走したコースであります。
一度だけですけどね。
だけど、人間の記憶力って意外と馬鹿にならない。
結構、普通に回れたし。
一件だけどうしても、入館後の動線が思い出せない。
そこはいわゆる商業施設の中にあり、バックヤードに納品しなければならない。
まあ、なんとかなるかなと思いつつ、入館。
途中で「これどっちだ?」と言う場所がありまして、N田さんに電話。
そうしたら出てくれたので、聞こうとするも電波が安定せず。
そうこうしているうちに納品場所を発見できたのでした。
しかし電話の向こうのN田さんは「もしもし、きこえますか?」と繰り返す。
私が納品できた旨を伝えるも「もしもし」と繰り返す。
貴重な時間をこんな会話で使わせてしまって申し訳ないです。
でも、最近は誰かが休むと私に回ってくる。
今現在私が誰かの代わりに回れるコースは3コース位。
もうすぐ辞めちゃうんですけどね。
今回回っているコースも一年くらい間を開けての仕事なのでね。
結構忘れてますよ。
でも、回ってみると不思議なもので思い出すんですよね。
これは記憶のキックバックっていうんでしたっけ?
いやキックバックは政治家のあの問題か。
フラッシュバックか。
なので、ご不幸があったN田さんには「落ち着くまで俺がやるんで大丈夫ですよ」ということだけ伝えました。
初めて人の役に立てたという実感が湧いてきましたね。
大事な仲間の力に慣れて嬉しいです。
どうでも良いご報告でした。
ではまた。