運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

前職の会社の社長からオファーが来ました。

こんにちは。

運び屋本舗でございます。

 

つい先日、私がこの仕事をやる前に16年間所属していた、会社の社長である「N田」氏から、LINEがきました。

 

要は、「会社に戻って来ませんか?」という内容。

 

私が会社を辞めてから、現在4年目に入りましたが、今更ですか?

 

なぜ今なのかを尋ねたら、「足立営業所の事務が手薄になって来たので」という理由らしい。

 

人材が不足してきたという事なのでしょう。

 

N田氏曰く「Bも辞めたしHも辞めたので、気楽だよ。足立営業所は運行管理業務だけなので楽だし、戻ってきてよ~」

 

と言われました。

 

まず誤解してほしくないのは、「自分のやりたい仕事をやるために辞めたのであって、BとかHが居るから辞めたのではない。」

 

あとは、N田氏が代表取締役に就任したからというのもある。

 

だから私は会社を辞めて、退職金で車を買って軽貨物に参入したのだ。

 

私がまだ会社にいたときに、いろいろやらされましたね。

 

新人の教育係とか、事故処理係とか、配車係とか、協力会社への運賃の請求などもやったなぁ。

 

あとは、プログラミング言語である「Python」をつかっての伝票発行の自動化とか。

 

だけど、その時の直属の上司である「H氏」と社長である「N田氏」はなんの評価もしなかった。

 

H氏は「伝票発行を自動化したことは、私が指示したこと。」と宣う始末。

 

N田氏は単純に何がすごいのか分からない。

 

当時は伝票発行はA部さんが手打ちで伝票を作っていました。

 

毎日、20~40部くらい。

 

そのうち5~10部は、取引先の指定伝票なので、様式が異なる。

 

うちの定型書式でイケるものをすべて自動化したのでした。

 

これはこれで楽しかったけどね。

 

これにより、今まで手打ちで30分以上かかっていたものが、2~3分で完了するようになりました。

 

コンピュータは速いね。

 

結局N田氏とH氏は、自分の期待する結果が出ればOKで、それ以外は価値が無いという考え方なのでしょう。

 

それを今更、私に戻ってきてほしいとはね。

 

私は「今の収入を超えるくらいじゃないとなかなか難しい」と告げました。

 

N田氏は「年収で行くと500万位かね?」と聞いてきた。

 

それじゃ私が会社員の時と変わらないではないか。

 

私は「一概には比べられませんけど(私は青色申告なので税金がお得)月の手取りで行くと42~45万です。」

 

と言いました。

 

年収ではなく、手取りで500万だ。

 

払えるとも払えないとも言わずに「戻ってきてよ~」と言われましたので、

 

私は「まだまだ上を目指したいので、辞退します。申し訳ありません。」と告げたのでした。

 

違うとり方をすれば「戻ったって上は目指せない」という意味もありますね。

 

大体、在籍中に「これから良い思いをさせてあげるから、会社の為に働いてほしい、」というから、私はその後2年間働きましたよ。

 

が、給料は変わらず。労働時間は長くなった。

 

時給換算なら「値下げ」になります。

 

何が良い思いだよ。ロクすっぽ大した評価もしなかったくせに。

 

給料を上げろとは言わないが、金一封位だせ。

 

そんな思いしかしていない会社になんで戻るんだよ。

 

しかも「N田氏」の元で働くことはあり得ません。

 

連絡の取れる身内で人事を済ますのではなく、ちゃんと募集して教育して働いてもらえばいいのに。

 

まあ、それだと自分の子分は作れないか。

 

今の働き方の方がよほど魅力的です。

 

ではまた。