こんにちは。
運び屋本舗でございます。
皆さんは「ターレー」っていう乗り物をご存じでしょうか?
この乗り物が「ターレー」という乗り物です。
正式名称は「ターレット式構内運搬自動車」
市場関係者の方なら当然ご存じでしょう。
しかし、一般の方には殆どご存じでは無いのでは?
これって市場の近くでしか見ないしね。
でも、これはちゃんとナンバーが付いている車両なのです。
というか、小型特殊としての車両の登録が可能です。
つまり、公道を走ることが出来る車両なんですよね。
公道を走るには「小型特殊」の免許が必要です。
ところでターレット式とは何なのか?
「ターレット」は、その動力部が円筒になっており、同じく円筒形をしている建築様式のタレットと似ていることからの名称である。(引用元:Wikipedia)
つまり、ハンドル部分の下が円筒形になっているのが「ターレー」と呼ばれる所以という事ですね。
これはハンドルの後ろ側に立って乗ります。
ハンドルの直下には、モーター(昔はエンジン)が入っております。
停止状態でハンドルを回そうとすると、かなり重い。
ハンドルは同心円の二重になっており、内側のハンドルを押し下げることで車両が動きます。
前進・後退はレバーによる切り替え式。
足元にはブレーキペダルが有ります。
形は「電動キックボード」に似てなくもないような気がします。
なんでこれが流行らなかったのかな?
運転はかなりめんどくさいけど、荷物はものすごく載ります。
多分2トン車位の荷物は運べます。
特に重量制限はなさそうですけどね。
市場の中でこれが爆走している訳ですよ。
かと思えば2~3m位の高さまで、荷物を積んで走っていたり。
大田市場に朝行くと、これが無造作に止めてあるのですよ。
キーが付いていれば動かしちゃいますけどね。
人んちのでも。
自分の車を停めるスペースを作るために。
そんなことをしていたら、普通に運転できるようになっていました。
結構楽しいよコレ。
ではまた。