こんにちは。
運び屋本舗です。
私の周りの軽貨物の仲間には、稼げている人もいますし稼げていない人もいます。
私の場合は、コロナが「5類」に引き下げられた後は、特に無理をせず普通に仕事をしていても、売り上げで40万/月を下回ることはありません。
むしろ40万円以上になることが多い。
6月は45万円近くまで売り上げました。
最近はガソリン代が高騰しているのでそこが痛いですけど。
一体何が違うのかを検証してみたいと思います。
請負先の選び方
最近はラジオでもamazonの委託ドライバーの募集をしているなど、ドライバーの確保に各企業は躍起になっています。
それはamazonに限ったことではなく、私が請け負っている八百屋でも寿司屋でも同じです。
仕事はあります。
しかし、どの会社からでも委託してもいい訳ではありません。
直接契約でない限り、どの会社を経由するかによって、手元に残る金額にかなり差が出ることになります。
それはなぜか?
馬鹿にできないのは
- 委託料(ロイヤリティ)
- 事務手数料
この二つ。
この二つが出来るだけ安い会社を選ぶことが稼ぐためには必要です。
ロイヤリティとは?
これは簡単に言うと、仕事の紹介料です。
自力で獲得した仕事ならこれは引かれません。
しかし、軽貨物委託会社から紹介された仕事であれば発生します。
これの相場が会社によってマチマチです。
大体10%~12%が普通ではないでしょうか。
過去に私が請け負っていた「愛商物流」では15%でした。
最初に委託した会社だったので、それが高いか安いかは私には分からず、「まあ仕事して稼げるならいいや」という事で気にしたことはありませんでした。
これが結構大きい。
例えば30万円売り上げたとすると、その15%は45000円です。
ロイヤリティが10%の会社なら、30000円が引かれます
15000円の差が出ますね。
これが1年間なら18万円の差です。
でかすぎる。
なので、ロイヤリティは安いに越したことはない。
私の場合はお客との直接契約なので、ロイヤリティは引かれませんのでそのまま売り上げになります。
事務手数料とは
軽貨物委託会社は、売り上げの計算をやってくれる会社が殆どでは無いでしょうか?
その手数料として事務手数料が発生します。
私が過去にやっていた「愛商物流」の場合で10000円でした。
一律10000円。
売り上げが2万円でも、30万円でも一律10000円です。
おかしくね?
事務的な作業では、やることは同じなのかもしれませんが一律というのは納得できん。
2万円しか売り上げられなかったら、手元に残るのは10000円にしかなりません。
事務手数料は年換算すると、12万円です。
経費としてみると
- ロイヤリティ15%
- 事務手数料一律1万円
の条件の場合で月30万円売り上げられたとすると、年間のこれら経費の合計は66万円です。
つまり、2か月分以上の売り上げが搾取されてしまうのです。
これは大きい。
それ以外にも
などが掛かってきます。
大体、高速代は持ってもらえるところが多いですが、ガソリン代は持ってくれないところが殆ど。
まあ、自分の車なのでそこはしょうがないですね。
この条件で普通に生活できるであろう、30万円を手元に残そうとすると、月に35万円以上は最低限欲しいところ。
ガソリン代だって月に4~5万円は掛かります。
車両保険だって営業ナンバー車は自家用と違って、年間走行距離が長いので安くはない。
オイル交換だってカー用品店でやって貰えば、安くても5千円は取られます。
そう考えると事務手数料とかロイヤリティは安くないとダメなのです。
軽貨物で安定的に月30万円以上を、委託会社経由の仕事で売り上げるのは大変ですよ。
スポット稼働ならさらにハードルは上がります。
まとめ
- ロイヤリティ10%前後
- 事務手数料は1万円以下
- 定期案件を持っている
以上のような条件の委託会社で定期案件をやるのであれば、そこそこ稼げるのではないでしょうか。
ではまた。