運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

ロイヤリティの実際

こんにちは。

運び屋本舗でございます。

 

先日ロイヤリティの話を説明しましたが、実例として友人がS川の仕事をしているので、それを例にお話ししたいとおもいます。

 

先日のお盆期間中にS川の仕事をしている友人から電話がありました。

 

話を聞くとS川と直契約ではなく、S川の下に入っている軽貨物会社に所属しているらしい。

 

という事は、ロイヤリティを抜かれているのはほぼ確実。

 

友人の話では一日に配達するのは130個くらい。

 

個数単価制で一個130円だという。

 

月の売り上げは35万円前後らしい。

 

では計算してみましょう、

 

130円×130個=16900円(一日の売り上げ)

 

週に一日の休みが有るので月の稼働は25日平均

 

16900円×25日=422500円

 

普通に計算すると、稼げるような気がします。

 

だがしかし、友人が貰っているのは35万円。

 

という事は、約7万円前後が抜かれていることになる。

 

そうすると、推定で15%はS川の下に入っている(彼が所属している)会社が搾取せしめているという事。

 

ここに落とし穴があるのですよ。

 

ロイヤリティを抜かれるのは仕方のないこと。

 

仕事を紹介してもらっているのでね。

 

でもこれが10%台なら42000円が抜かれるだけです。

 

大きい差ですよね。

 

しかも直接契約なら422500円がそのまま貰える訳です。

 

だから、契約する前に必ずロイヤリティの率は明らかにしておくこと。

 

何%なのかを明らかにしないと、手元にいくら残るのかが計算できません。

 

ハッキリ言うと、運送会社の下に入っている会社から請け負うと、必ずロイヤリティは抜かれます。

 

結構な金額が抜かれる事が分かりますよね。

 

月に7万円です。

 

年なら84万円が抜かれることになる。

 

2か月強がタダ働きということになる。

 

私の知っている限りロイヤリティ20%というところを知っています。

 

そんな率で抜かれたら、ホント手元に金なんか残らないよ。

 

これから軽貨物を始めようと思っているなら、受け先を吟味しないと後悔しますよ。

 

ではまた。

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