運び屋本舗

軽貨物の日常を書いています。

軽貨物の裏側の世界

こんにちは。

運び屋本舗でございます。

 

今回は、安易に軽貨物業界に入るとどうなるかという事を書きたいと思います。

 

私も、安易にこの業界に参入した口なので、私の体験談を書いていきたいと思います。

 

軽貨物はいきなり儲かる訳では無い。

夢を壊す様で申し訳ないのですが、まあ、そういう事なのです。

 

最近、軽貨物に参入する人が増えています。

 

それも若い人が。

 

いや、良いんですよ。これも立派な仕事だし、必要な職種だと思います。

 

「ラストワンマイル」の配送は軽自動車じゃないと、出来ないと思います。

 

しかし、運ぶ側も生活が有る訳ですし、損をしてまでやる理由はありません。

 

なので、荷主選びは重要なのです。

 

私は開業後いきなり借金をせざるを得なかった。

この仕事を開業した直後は、当然売り上げなんて立たない訳ですよね。

 

しかし、生活する上で支払いという物は待ってくれません。

 

光熱費とか住宅ローンとか食費などですね。

 

私の場合は生活する上でやむを得ず銀行からいきなり300万円を借り入れることになりました。

 

生活費でね。

 

だって、当時の荷主の仕事だけをしていたら、月に20万も稼げない。

 

とても生活ができるレベルではない。

 

しかし支払いは待ってくれないので、銀行から借りたのでした。

 

毎月10万単位で生活費が足らない訳ですよ。

 

これは恐怖の何物でもない。

 

そんな状態で1年間生活した結果、合計で300万円を借り入れていたのでした。

 

当時の荷主が最低だった。

以前にも書いたと思いますが、当時の荷主である「愛商物流」という会社が最低なのですよ。

 

まず、配車が超下手くそで、毎日待機時間が4~5時間発生するのはあたりまえ。

 

その空き時間で一仕事できるんですけど、配車係にはそこに仕事を突っ込む能力がない。

 

こういう荷主を選ぶと、将来がとてもじゃないけど不安でしょうがなくなります。

 

軽貨物会社は、極端に言えばドライバーからロイヤリティを搾取できれば何も不自由はしないのです。

 

10%でも15%でも搾取できれば、ドライバーが生活できようが出来まいが関係ない。

 

なので、私は現在ロイヤリティ0%という荷主と契約しています。

 

実際社長自ら走っていますので、ロイヤリティは0%でも良いんだと思います。

 

自分で生活費は稼ぐくらいの考え方なので。

 

実際はいくらか引いているはずですが、それでもこちらの手元にはお金が残ります。

 

「愛商物流」では、手元にお金が残るどころか足らないのです。

 

結局会社として存在しているので、事務員諸氏の食い扶持を稼がなければならない。

 

なので、高額なロイヤリティを搾取する必要があるのです。

 

そりゃー借金もせざるを得ないです。

 

生活できませんので。

 

しかし、稼げなくてもその荷主を選んだのは自分なので、すべて自己責任です。

 

怖いですよね。

 

極論ですが、軽貨物で生活しようと思ったら、軽貨物会社に籍を置いていると、はっきり言いますが稼げません。

 

当時も定期の仕事はやりました。

 

ネットスーパーで9時から22時まで稼働して、13000円/日

 

安いので速攻で辞めましたけどね。

 

死ぬほど働けば稼げますけどね。

 

現在はありがたいことに、返済をしながらでも生活は出来ています。

 

借りることなく。

 

大体毎日仕事が終わって帰宅する時間は18時には家にいますね。

 

ありがたいです。

 

荷主は慎重に選びましょう。

 

ではまた。

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